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土用に丑の日 養殖できるはずの「うなぎ」がなぜ不漁なのか [食べ物]

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土用の丑の日を迎えました。

土用の丑と言えばうなぎの蒲焼きです。

今年はうなぎが不漁で稚魚が高騰しています。
うなぎの値上がりは間違いないでしょう。

養殖うなぎはどこへ行ったのか
2008年頃うなぎ関連企業は悲鳴をあげていました。
中国、主に広東省、福建省で養殖され、供給過剰となり値崩れしていたのです。
2008年12月管理人は香港へ出張したのですが、香港の人たちが行くショッピングモールの
フードコートではあちらこちらでうなぎを使った中華料理が売られていました。
「広東料理って、うなぎをこんなに使ったのだっけ。一般の家庭料理では食材として使われているんだ。」
と妙味納得してしまったものですが、実はこれは日本向けに輸出しきれない余ったうなぎが
広東省から安く流れていたのでした。
フードコートの店長は安い食材を使って新しいメニューを開発していたのです。

うなぎはこのようにうなぎは養殖できるはずなのに、なぜ今は不漁で稚魚が高騰、と騒いでいるのでしょう。
おかしいですね。

実は、うなぎの養殖は稚魚から養殖しているだけなのです。
稚魚そのものはは天然なのです。

稚魚が取れなくなったのです。
うなぎは古くから日本の食文化に浸透していますが、まだ「謎」が多いそうです。
どこの海で稚魚が発生しているのか、もわかっていません。

人工的に受精させて、卵ふ化⇒稚魚⇒成魚とする「完全養殖」はまだ実験段階で商業化されていないそうです。

卵から稚魚へ育てることに成功したのは2002年。
2010年にやっと成熟したメスから受精卵を採取し、ふ化させることに成功したのです。
商業化はこれからの段階。

あと何年かかるでしょうか。

ますます暑くなる日本の夏。
この暑い夏を乗り切るにはうなぎが欠かせません。

関係者の方には頑張っていただきたいと思います。



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